doctorheliドクターヘリ

ドクターヘリ

ドクターヘリは、2014年より佐賀県に導入されています。一週間のうち、5日を佐賀大学医学部附属病院で、残りの2日を佐賀県医療センター好生館で担当し、運航しています。
ドクターヘリとは、2007年の「救急医療用ヘリコプターを用いた救急医療の確保に関する特別措置法」(いわゆる「ドクターヘリ法」)が制定され、発足したシステムです。主に、①医療のデリバリー(配達)と②迅速な搬送が目的となります。
ドクターヘリ内には、現場での医療活動に必要な最低限度の医療機器や医薬品を積んでおり、(佐賀県では)救急領域を専門とする医師や看護師が搭乗しています。ランデブーポイントという事前に指定されたヘリコプターが着陸可能な公園など(場外離着陸場)に向かい、そこで救急車で運ばれてくる患者さんと接触し、必要な医療行為を行い、搬送します。搬送も、患者さんの重症度に応じ、ヘリで搬送する場合や救急車で搬送する場合など様々です。
また、重症の患者さんをより高度な医療を提供できる施設に搬送する場合にも、ドクターヘリで搬送することもあります。
熊本地震のような災害時には、現地にドクターヘリで向かい、被災地から非被災地への患者搬送などにも従事します。